ベーグルの穴から見えた日記

Boston Strong ~2013年ボストン旅行その1

仕事のついでに無理やりくっつけた1泊旅行の行き先は、ボストンでした~。

私にとっては、2010年以来の2回目となるボストン。
前回、気になる観光どころ&食べたいものはひととおり網羅していたので、今回の旅ではそこまでがつがつせずに、街をぶらぶらして帰って来るという、贅沢なことができました。

マサチューセッツ州での仕事が終わってボストンに辿りついたのは夜の8時半ごろ。
おなかはすいてないけど、まだ夜は早い。
お散歩に繰り出そう!

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夜のトリニティ教会のそばを通って、目的のお店へ。シーフードがおいしいと評判のお店で、予約がないとテーブルにつくのは難しいみたいだけど、バーのほうなら飛び込みでも少し待てば入れる。この時も、わりとすぐに席が空きました。

ボストン到着を祝ってかんぱーい!(暗いんですけど、ビールです。私は、ボストン再訪1杯目ということで、ボストンゆかりのSamuel AdamsからSummer Aleを!)

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こんなふうに夜のうちに外に出たのが、最終的にとってもよかったのです。
飲んで食べて(結局少しは食べたのです~)、ホステルに向かってのんびり歩いていると、これに遭遇したのです。

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ボストンマラソンのゴールライン。

ボストンマラソンといえば、このゴールラインの直前で爆破事件が起こったのが今年の4月15日。まだたったの2ヵ月しか経っていないんだなあ・・・。
私はマラソンにも疎く、ボストンもいちど行っただけで土地勘が全くなかったので、あの時は、それがどこで起こったことなのか、全く分かっていなかった。

事件の全貌が分かるまでは、テロの可能性も含めて全米の注目を集めたこの事件も、解決すれば過去のことになってしまう。でも、亡くなった人たちの遺族や、手足を失った人たち、怪我はしなくてもこのマラソンに参加していた人たち、そしてボストンに住んでいて実際にその惨状を目にした人たちにとっては、そう簡単に過去のことになどできないだろう。

ゴールラインの先の角を曲がったところには、たくさんのお花や、靴や、いろんなものを飾るための一画が設けられていた。
ここがまさに事件の現場だったのだ。

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そして、何人もの人が、寄せ書きのメッセージを読んだり、写真を撮ったりしていた。

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この事件で亡くなった人は4人。(犯人の兄弟のうち亡くなった1人を入れると、5人。)

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靴、靴、靴・・・・。そのひとつひとつに込められた思いを想像して、胸が痛む。

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とても全部のメッセージを読むことはできなかったけど、ゆっくり時間をかけて、祈りながら見て回った。
私がここで、忘れていたこの事件のことを思い出して、少しの涙を流して、祈りを捧げても、ボストンにとってそれがなんだという話ではあるけれど、私にとっては、ボストンに到着した夜に偶然ここに来ることができたこと、本当によかった。


次の日、ボストンコモンとその隣にあるパブリックガーデンをのんびり散歩している時には、こんなものを見つけた。

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パブリックガーデンにある、馬に乗ったおじさんの銅像(とか言って、今調べてみたらこのお方、アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンだったようです・・・!)が、何か服を着せられてる~!

うかつな私は、
「ボストンの野球かアメフトか何かのスポーツチームのユニフォームを着てるのね、きっと」
と思っていたのです。
遠目でよく見えなかったし、スポーツ全般にも疎いもので・・・。

でも、さらに歩いていると、今度はこれに遭遇。

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かわいい鴨の親子の銅像にも、さっきのおじさんと同じ服が着せられてる!

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これを見てるうちに、あっと気がついたのです。
これ、昨日のマラソンゴールのところと同じ色使い、そして同じマーク! そして、Boston Strong!!

この服、ボストンマラソンの事件の後に作られたものなんだ・・・!

ちなみに、背番号の617は、ボストンのエリアコードです。

鴨の銅像は子供たちに大人気で、鴨にまたがってお母さんに写真を撮ってもらったりと、のどかな雰囲気に満ち満ちていました。
そんな穏やかな中にあるボストンの強さも同時に見ることができて、本当によかったなあと思いました。

ボストン、やっぱり好きだなあ。

既に長くなったので、今回のボストン旅行は、たった1泊だけど、2回に分けて書くことにしまーす。
このことは、観光とは別に、ちゃんと書いておきたいと思ったのです。

事件に巻き込まれた全ての人々の身体や心の傷が癒えることを祈って。
Boston Strong!
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