ベーグルの穴から見えた日記

5日目:ワニとはるお


もちろん早起き。朝Mother's。散歩。すっかり形ができあがっている!

昼にはFelix。こちらもお気に入りのお店になりました~!
今日の昼のメインイベント(毎日メインイベントがあって、超忙しいのであります!)は、スワンプツアー。Swampというのは、大きな木が生えている湿地帯のこと。私が着陸直前の飛行機の窓から見たあの景色に、実際に足を踏み入れるのだ。

バンに乗り込んで、1時間ほどかけてその場所に向かうのだけど、道中、運転手のおじさんがカトリーナの被害を詳しく解説してくれた。被害も甚大で、復旧の進んでいないNew Orleans Eastと呼ばれるエリア。
ほんの1、2週間前からやっと営業を再開したなんていう銀行やお店の説明。壊れた家も、やっと最近になってボランティアによる室内のものの撤去が始まったところだという。誰も帰ってきていない家がごろごろある。ということは、帰れずにいる人がごろごろいるということだ。家を失った人が生活するトレーラーが並んでいるのも見た。運転手さん自身も、この辺りで被災したと思われる。ツアーにカトリーナのことが含まれているわけではないのに、ただ、被害の状況を見て、知ってほしいとの気持ちから、ハイウェイを降りていろいろ聞かせてくれた。
カトリーナの痛手から見事に立ち直りつつあり、元気に観光客を迎えてくれるフレンチクオーターの様子と共に、未だに痛々しい姿をさらすこの地域の現状も見ることができて、なんというか、知ることができて本当によかったと思った。

その後、なんと驚いたことに、車はポンチャートレイン湖の上に出た! 覚えていますかポンチャートレイン湖。初日の機上で海だと思っていたところにかかっていたながーい橋の思い出・・・。そして前日、市立公園からよもや見ることができるかと思ったりしつつも、見ずにすごすごと引き返した思い出・・・。そのポンチャートレイン湖が、いきなり目の前に!!
実は私、スワンプツアーでどこに連れていかれるんだか、全く把握してなかったのです。地図で見てみると、スワンプは観光地をぐるりと取巻くようにして広がっていて、ツアー会社によって行くポイントが違う様子。
私たちの車が通ったのは、世界最長の橋、ポンチャートレイン橋(38.444km!)ではなくて、もっとずっとみじかい橋。それでも十二分に長かったよ! 世界最長の橋はどんだけ長いんだ・・・。



始まる前から盛りだくさんだったが、いよいよスワンプツアーの場所に到着。

小型の船(画像右奥にとまっているのが私たちのツアーの船、手前の2つの船は、個人で遊びに来ているファミリー、つまり自分ちの船なのね!)に乗り込んで川を進み、湿地帯に入っていく、って、ええー、もういきなりワニがいるって!?



おっきいのからちっこいのから、私が想像していたよりもずっと頻繁に、ワニがいる!(ワニの手前は船ですから、ほんとすぐそこに、悠然といるわけです、ワニが・・・!!→)



(で、これがいちばん大きかったワニ・・・ほんものだよ? 魚を飲み込んで消化してるとこだそうです・・・)

ここにいるワニは、獰猛なクロコダイルではなくて、寄り目がキュートな、比較的おとなしいアリゲーター。・・・それでも、十分怖いけど。


ワニや鳥、あと亀もおもしろかったし、景色自体もすごかった。どこを撮っても絵になるから、ついつい写真をがんがん撮ってしまい、この日がダントツで写真量多し! ほんとに大興奮の2時間でした。

でも、(私の下手な)写真だけでは全然伝わらないのです、この景色のすごさは!・・・だから、あんまりくどくどと書きません。行ってみてください!

そして夜の部。ああ、もう最後の夜なのです。
この日は、フレンチクオーターから一本外れにあるFrenchmen St.で、Snug Harbor Jazz Bistroというお店に行く。夜に音楽を聴く、といったら、Bourbon St.が超有名なわけだけど、Bourbon St.は、ちょっとあまりにやかましい。大音量のロックが好きな人はいいけど、私はうるさいのはダメ。あのいかがわしい雰囲気は、それはそれで好きになったけど、落ち着いて音楽のハシゴをするようなかんじではなくって・・・。
でも、この日行ったFrenchmen St.は、ストリートの雰囲気が、「あちこちぶらついて音楽を聴く」ってかんじなのです! あくまでも雰囲気ですけど。
ただ、Snug Harborの音楽は、ニューオーリンズというよりNYを彷彿とさせる音楽で、拍子抜け・・・。嗚呼、最後の夜なのに!
というわけで、Maspero'sというレストランで夜のスナックなど食べてから、Bourbon St.へ移動。Maison Bourbon Jazz Clubに行ったら、とってもよいニューオーリンズっぽい、すてきな音楽をやっていたので、大満喫。トランペットのおじさん、吹き終わるとすかさずうたうんだけど、黒人のおじさんなのに、なんだか妙に演歌みたいなんだよなあ! いよっ、みなみはるおっ!って言いたかった。(この店でかなり有名な人らしいけど!)

毎日音楽を聴いて、すごくいいなあって思った音楽もいくつかあって(これはかなり確率が高かったほうだと思う)、そしてニューオーリンズっぽい音楽ってなんのことだろう? と考えた。もちろん、構成的なもの(クラリネットが入ってることがすごく多いとか、よくうたうとか、ニューオーリンズ独特のリズムとか)も、もちろん大きいんだろうけど、私がニューオーリンズっぽい音楽、って思うのは、なんか、底抜けに明るいパワーを持ってるやつ。すかしたくだらないかっこよさじゃなくて、包み隠さず、恥ずかしげもなく、ハートがどかんとくるの。もちろん技術も大事なんだろうし練習もしてるんだろうけど、歌がうまくは決してないのにしっかり聴かせてくれる人もいたりして、心を開いてうたうのが何よりも大事なんだなあと思った。

夜中は、荷物の整理と共に、おみやげなどの写真撮影も大々的に取り行う。
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↑↓ 関連記事?? 実のところ、ランダムセレクションの非関連過去記事ですが・・・

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