ベーグルの穴から見えた日記

3日目:どんぐりころころよろこんで


前の日はあんなにくたびれ果てていたが、それでも朝の目覚めは早い。8時前後には起きる。朝ごはんは再びMother'sへ。

昼すぎまではぶらぶら街を練り歩き、午後はツアーバスでOak Alley Plantationに行く。
プランテーション・ハウスは、大勢の奴隷を使って広い農園でサトウキビや綿花を作らせて、貴族生活を送っていた人々のお屋敷。ツアーではその当時のまま残された、もしくは再現された屋敷の部屋を見てまわり、生活の様子などについての説明を聞くことができる。(画像はお屋敷の裏庭にいたねこ!)



私たちの行ったOak Alleyが有名なのはこれ、お屋敷の2階から見ることのできる、樫の木のアーチ!

お屋敷からミシシッピ川に向かってまっすぐ伸びる道に植えられた28本のアーチ、これが最も有名な場所で、とてもすてきなのだけど、これはツアーの途中でいちど見せてもらえるのみ。歩いたりすることはできないのだ・・・。



でも、裏手の自由に歩ける庭にも、同じようにたくさんの樫の木が生えている。あまりに見事な生えっぷりに、ため息が何度も出る。その近くには、かつての奴隷の価格表があったりして、おののく。

ギフトショップをぐるりと見てまわり、ニューオーリンズに来てからよく見かけた、BlueBellのアイスクリームを買って、樫の木の木陰のベンチに戻り、食べながらひと休み。



裏庭。とーっても気に入った。とても静かで、じっとしていると、リスが落とすのか自然に落ちるのか、どんぐりが、ぽとん、ぽとん、と落ちる音がする。なんだかとっても、トトロの森にいるような。そしてまた、この大木が、静かだけれどもすごくパワーを秘めている。そりゃそうだ、パワーがなかったら、こんなに大きく育てない。ここで、いろんな歴史を見てきたんだろう。

同じバスで20人弱の人が一緒にツアーに参加したのだけど、この裏庭の樫の木で長々と写真を撮ったり見つめたりしてたのは、私たちだけだった。他の人たちは、かつての奴隷小屋や刈り入れに使う道具など、いくつかの展示を見たら早々にギフトショップに行って、カフェでひと休みして、あとはもうバスに戻っていた様子。


(右画像は、ベルのようなスカートを着た案内係の人が、3時のベルを鳴らすところ。奥に黒いベルがあるのです!)
10分前に私たちが戻った時には、みんなバスにいた・・・恐縮。と思ったら、あとひとりだけ、中年のおじさんが、あさっての方向から走って戻ってきた。むむ、おぬし、どこかすごくすてきな場所を知っているのだな? もしやミシシッピ川の土手のほうに行ったのか? ひとりで来ているところを見ても、かなりのツウであろう。

バスの中でも、運転手さんがいろいろ地域の説明をしてくれるのだけど、帰りに突然、「右側に見える墓地、ここにはあのチキンで有名なファストフードのお店、POPEYESの・・・が眠っています」みたいなことを言い出した! 何だか分からないが、思わず手を合わせる。POPEYESのお墓参りまでできて、とってもお得だった!・・・って、結局、誰だかわからずじまいなんだけど。

夜は、Antoine's、Cafe du Mondeとはしご(どんなはしごだ?)した後、The Palm Court Jazz Caféへ。ここは、ニューオーリンズっぽい、楽しいジャズが聴けてとても楽しかった。ゴスペルをやってる女性シンガーも途中入ったりして、それもまたよかった。ご飯も食べられる場所なんだけど、飲み物だけでも嫌な顔をせずどうぞと言ってくれて、それもまたよかった。アイリッシュ・コーヒー1杯で、予定よりも長居する。とっても気に入ってしまった!
その後は、Bourbon St.に戻って、昨日行ったお店を外からチェック。次の日に行こうと思っていた老舗のジャズクラブ、Preservation Hallも、前哨戦で入っちゃう。実は、終わりまで30分ぐらいだったので半額で入れてくれたのだ。
Bourbon St.沿いのお店は、外からでも音楽を聴けるようになっているところが多い。まあ、それだから、よその店の音楽ががんがんうるさかったりもするんだけど。あと、ストリップも外からシルエットで見えるようになっていたりして。
Bourbon St.のいかがわしさにも、昨日よりは慣れてきたかな?
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