ベーグルの穴から見えた日記

2日目:昼からとばす


朝、8時半に起きる。今日の朝食は、ホテルのご近所、Mother’sというレストラン。
えー、今日はですねえ、トロリーと呼ばれる路面電車に初めて乗ります! というわけで、まずは1日券をゲットする。

そして、第2次世界大戦についての国立博物館、通称、Dデイ博物館に行く。
D-Dayというのは、フランスのノルマンディーに上陸し、ナチスドイツをやっつけるきっかけになった日のことらしい。私たちが第2次世界大戦と呼んでいる一連の戦争の一部だ。そしてもちろん、日独伊で軍事同盟を結んでいたのだから、日本のこともたくさん出てはくるけど、アメリカでは第2次世界大戦といったらD-Dayとそれに続くドイツ降伏がクライマックスなのかもしれない。
日本の側から見た太平洋戦争、日本の戦時中の姿、軍隊の様子などは本で読んだりしていろいろと知っているけど、アメリカから見た日本戦は、パールハーバーで奇襲攻撃される、ミッドウエイ海戦で快勝、そして戦勝、おしまい。ほんのおまけでしかなかったのかと思うと、余計に悲しい。
それに、D-Dayに焦点をあてているせいもあるかもしれないけど、原爆なんて事実はやっぱりわざわざ言いたいものじゃないのかもしれない。



日本だけじゃなくて、戦時中はアメリカでも鉄を集めたりしたというのを読んで、なんだかほっとした。本土を狙われる確率はほぼ皆無で、新聞などで戦況を知るだけの毎日と、日々本土に敵機が迫ってくる恐怖におびえる毎日とでは、ずいぶん違うはずだとは思うけれど。

でも、またそれとは別に、戦地に家族を送る気持ちはきっと一緒だろう。
博物館の外観に描かれていた、赤い枠の中に青い星、これは「家族が戦地に行っています」というマークとして、窓のところに飾るのだそうだ。似たマークで、「家族を戦地で亡くしました」のマークもある。
館内には、3人の息子を戦地に送り出し、3つのマークが飾られた窓の前に座る母親の写真が展示されていた。

フレンチクオーターに戻り、ミシシッピ川沿いを歩く。ミシシッピ・マッド・パイのように茶色の川を想像していたけど、思ったよりも濁ってない。日の光をあびてきらきらときれいだった。この日の天気は、前日同様の雨マークだったのだけど、結局まとまった雨は降らなかった!



この日の昼のメインは、ミシシッピ川のクルーズ!

まずはいちばん3フロアあるうちいちばん上の階でご当地ビール、Abitaを1杯。
(ぎゃあ、ミシシッピ川を見下ろす、見知らぬおじさんの後頭部が一緒に写ってしまった!)

お砂糖で有名な、Domino Sugerの工場なんかもあった。あんなにぼろぼろの工場から、真っ白なお砂糖ができているのか・・・と変に感心する。

船上の風景をしばし堪能したら、続いて船内を探検。



こんなに大きな、ってこの画像では分からないかも知れないけど、とても大きな蒸気機関船で、船内ではジャズ演奏もやったりしている。
いちばん下の階のデッキに出ると、ミシシッピの水がすぐそばに迫っていて、3階では感じなかったけど結構なスピードで進んでいるのがわかる。水がじゃぱーとデッキに打ち寄せてきて、思わずぎゃあーと言う。

優雅なクルーズを堪能した後は、一路、アップタウンへ。今日はアップタウンのレストランで優雅なディナーなのです!
グルメな上司からニューオーリンズでオススメのレストランを2箇所聞いたのだけど、場所を調べてみたら結構遠い! それでも、味は間違いないはずなので1つは行きたいということで決めたのがここ、Brigtsen'sだった。

レストランへは、フレンチクオーターから路面電車でのんびり行く、はずだった。ところが、路面電車がカトリーナで電気系統が打撃を受けて、まだ一部しか復旧していないということが判明! 周りの人にいろいろ聞いて、バスに切り替えることにして、レストランにも遅れる電話を入れたりして・・・。優雅と優雅の間に、とんでもない緊迫のひと時を過ごしてしまった。
アップタウンは結局この時バスの車窓から見たきりになってしまったけど、立派な家が立ち並ぶ住宅地で、フレンチクオーターの中とはまた違う雰囲気。この辺りは高台なので、カトリーナによる家屋の被害は比較的少ないほうだったらしい。


で、夜はいよいよ本格的にBourbon Streetを歩く(画像ブレブレすんません・・・)。Fritzel'sとMaison Bourbon Jazz Clubというジャズバーをはしごする。

しかし・・・。
Bourbon St.のあまりの賑わいっぷりに疲れが増す。この日の敗因は、昼にビール、夜にもワインと、飲み始めが早かったことだな。

Bourbon St.は、夜に賑わう街。店内からは大音量の音楽(ジャズよりも、ロックみたいなのが目立っていた)が流れ、お酒の臭いに満ち満ちて、ストリップやなんかの妖しいお店が軒を連ねている。
ニューオーリンズでは、外を歩きながらの飲酒が認められている。それを最初に知った時は、すごくいい!って思ったけど、その分ハイテンションな人が多くって、疲れている時に足を踏み入れるとパワーを吸い取られてしまう・・・。NYで言うところの、チャイナタウンみたいな場所だ・・・。いや、チャイナタウンはこんなにいかがわしくはないけど!
とりあえずこの日は、音楽は楽しんだものの、「外でお酒飲む」は楽しめず。パワー溜めて出直します・・・。
関連記事

↑↓ 関連記事?? 実のところ、ランダムセレクションの非関連過去記事ですが・・・

コメント


管理者にだけ表示を許可する