ベーグルの穴から見えた日記

1日目:着くまでがひと苦労


朝6時に飛行機がNYを発って、経由地アトランタに着く。時間帯によっては直行便もあるのだけど、1日目からニューオーリンズを楽しむために、早い時間のこのフライトをとったのだ。アトランタの空港はなかなか立派だ。かといって何をするわけでもなく、ほどなくしてまた飛行機に乗り込む。

アトランタからニューオーリンズはほんの1時間半程度なので、高度もあまり高くなく、窓の下にいろんなものが見えてとってもおもしろい。私が地図とにらめっこして判断したところによれば、これはたぶんアラバマ川上空ではないかと思うのだけど、この蛇行の具合といったら!(画像のサイズでは見づらいかもしれませんが、眼を凝らしてorクリック拡大してご覧ください!)
それから、わあ海に出たー、と思って見ていたところに、突然ながーーーーーーい一本橋が伸びていたので驚いた。メキシコに向けて架かる橋? いやまさか、海だと思っていたのは大きな湖で、あれはたぶん、ポンチャートレイン湖にかかる世界最長の橋、ポンチャートレイン橋だったのだろう。ニューオーリンズ上空に来てからは、着陸に向けて飛行機がぐるぐる旋回しちゃうので、地図を見ててもどこにいるか全然把握できない。

でもね、着陸のほんの少し前に、すごい風景が窓の外にきた。一面に広がる、広大な沼地!! これはスワンプと呼ばれる湿地帯。今までに見たことのない風景に、私は息をのんだ。水が太陽を受けてぎらぎらと光って、怖いぐらいきれい。ここにはワニとかがいるのだよ!
もしや私、ほんとうにニューオーリンズに来たのだわ!!という実感がさらにふくらんだ。



10時(時差で1時間時計を戻したので、NY出発から5時間後)、ニューオーリンズ着!
この日の天気予報は、雨。でも、空港に降り立った時、雲も多かったけど太陽も出ていて、なかなかいい天気だった。日本みたいに、すごい湿気!

早い時間に着いたこともあり、公営のバスでホテルへ向かう。公営のバスに乗った旅行者は、私たちだけ。
車に乗っている間に、突然に雨が。すごい雨が!!! バスに乗り込む人たちを見てて、ニューヨークに比べて傘を持っている確率がすごく高いなあと思っていたんだけど、この雨の降りっぷりを見て納得。雨がこんなふうに降るんだったら、傘を持たないわけにはいきません。
雨はどばどばと、恐ろしい勢いで降る。そのままバスは、私たちを降ろすバスストップにたどり着いてしまった。

実はこのバス、観光地のど真ん中までは連れて行ってくれず、観光エリアの1本向こうで下ろされてしまう。そりゃそうだ、このバスは地元の人の足なのだ。1本歩けばいい、と思っていたのだけど、このすごい雨、とりあえず近くのビルのエントランスに避難して地図で道を確認するけど、なんだか雨で通りの名前も読みづらく右も左も分からない。しかしこの土砂降りの中、大きな荷物を持って、初めての街の、非観光エリア(セントラル・ビジネス・ディストリクトというオフィス街)を歩くのだ。緊張しながら進む。
はあーしかし、すごい雨! 傘があっても、あっという間にびしょぬれだ。まだ降って間もないのに、通りにはぼこぼこと水があふれ、水がたまっている。ニューオーリンズは土地が海面よりも低いところが多い。2年間のハリケーン・カトリーナのような超大型のものでなくても、水に弱い街なのだろう。

なんとかかんとかホテルに着く。といっても、まだ早すぎてチェックインはできないので、荷物だけ預かってもらう。相変わらず土砂降りだけど、荷物がないならずいぶんよい。さあ、どんどん歩こう! というわけで、観光の中心地、フレンチクオーターに、初めて足を踏み入れる。



フレンチクオーターというのは、名前の通り四角く区切られたエリアで、そんなに大きくない。観光するといったら大体この中になる。この中であっても、明るい通りと暗い通りがあるから、実際にはフレンチクオーターの中で観光するところといったら3分の1ぐらい、いやもっと少ないぐらいじゃないかなあ。

本当は、お昼ご飯の前に、ニューオーリンズでいちばん有名なカフェ、Café du Mondeに行こうと思っていたのだけど、私たち、すっごくおなかがすきまくっていたのだ。Gumbo Shopという、名前の通りガンボなどニューオーリンズのものがいろいろ食べられそうなレストランに向かう。

しかし・・・フレンチクオーターの中でも人が少ないのでびっくり。今は昼だからまだいいけど、これじゃあ、夜とか怖いじゃないか。
と思っていたのだけど、食後に観光案内所でパンフレットなどを漁り、Cafe du Mondeに行く頃には、雨がずいぶん小降りになって空も明るくなってきて、それと同時に人もわらわらと増えてきた。なーんだ、みんな雨で避難してたのか!
(画像は、Cafe du Mondeの店内からジャクソン広場の方向を見やるの図。左端に青いポンチョを着た人がいますね。おみやげやさんでニューオーリンズ・ポンチョが売ってるので、この日のような大雨の時は、迷わずこれを着るのが正解と思われます!)

フレンチマーケットに入り、フレンチクオーターの端っこにある旧造幣局(U.S. Mint)に向かう。別にお札が見たかったわけじゃなくて、なんとここの中にジャズに関する展示がいろいろ置いてあって、ルイ・アームストロングの使っていたトランペットとかがあるのだ!! すっごく楽しみにしていたのだけど、なんとまだカトリーナの影響で閉館・・・。地球の歩き方情報によると、ここは屋根が飛ばされてしまったせいで、大型改修工事が必要になっているらしい。トランペットはどこかに移動してるのだろうか、それとも今回は見られないのかなあ・・・。

ここでいちどホテルに戻って、チェックインを済ます。なかなかかわいらしいホテルで安心。



ひと休みしたら、夜の部スタート。ニューオーリンズのジャズを聴きまくる夜の部のスケジュールは、友だちのほうがずっと詳しいので完全におまかせ状態なのだけど、お店によって演奏する曜日がいろいろで、難儀した様子。

この日は、フレンチクオーターの端っこ(またも!)にある、Donna's Bar and Grillに行く。音楽は、ギターとベースに女性シンガー。なんとこのお店、最初のセットの後に、無料のBBQチキンとRed Beansとご飯が振舞われる! というわけで、今日の夜ご飯はここで。いやいや、これを目当てに行ったわけじゃないですよ!
お店の感じもよかったし、音楽も楽しんだ。それでも、1stセットを聴いてご飯をいただいたらタクシーで早々に引き上げる。いや、ほんとにご飯目当てじゃないんです、この辺、本当にいかにも危ないエリアなのです!


初日のこの日、レストランやカフェは王道コースだったけど、朝といい晩といい、歩いた場所が、初ニューオーリンズにしては、渋すぎるチョイス・・・。

特に、音楽を聴きにこのお店に行く時は、絶対に行き帰りにタクシーを使うことをオススメします。お店の中は極めて安全、別世界ですから大丈夫。

あと、私自身のどうでもいい話なんですが、この日の夜中、2時ぐらいにぱっちりと目を覚まし、眠れなくなってしまった。そのまま1時間もごろりごろりと眠れずに過ごしてしまった。こんなことってあんまりないんですが。興奮しすぎたのかもしれない。出発前にできて、治りかけてた口内炎も、大きくなって復活してしまった・・・!
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コメント


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chieさん、
覚えてますよー! 再コメントありがとうございます!
カトリーナの被害は、まだまだ大きくて、
ツアーバスなんかで少し観光地の外に出るとその様子がよく分かります・・・。
自らも被災者である運転手さんが、カトリーナ後の様子を詳しく解説してくれました。
それでも、観光地を中心に復活に向け、RENew Orleansの旗を掲げたりして、
少しずつ活気を取り戻しているのではないかと思います!
それにしてもchieさん、Donna'sに行ってみたいとは、なんとまた、渋い・・・!!
ザリガニは、シーズンではなかったので、試しませんでした。生ガキは最高でしたー!
またコメント待ってます~!

あすかまる | URL | 2007-10-16 (Tue) 10:56 [編集 ]


覚えているかわからないけど(笑)chieです!
ニューオーリンズに行ったんですね~~~羨ましい!!
カトリーナ災害で家がなくなってしまって今もない人もまだまだいるとか・・・
そしてその災害で治安がさらに悪くなってしまったとか・・・etcいろいろ聞きますが、どうでしたか?
そして、Dnnnas'sはいつか行ってみたいところなんです~!
なのですごーく羨ましいです!
ザリガニは食べましたか・・?笑
またゆっくり記事を読ませていただきますね^^

chie | URL | 2007-10-15 (Mon) 18:20 [編集 ]