ベーグルの穴から見えた日記

レモンポピーケーキの秘密を探る。

「レモンポピーシードケーキ」というのは、パウンドケーキでわりによく見かける組み合わせだ。レモンケーキも、ポピーシードも、私の大好物。でもそのふたつを一緒に食べると一体どういうことになるのか、いまいち想像がつかない。
だって、ポピーシードといえば、ベーグルの上にくっついて口の中いっぱいに香ばしさをあふれさせてくれる、あれだ。すりつぶして甘いペーストにしたら、これまたクセになるスイーツになる。くるみとかともすごく合う。
一方、レモンケーキといえば、私が思い出すのはおばあちゃんちの近くのケーキ屋さん。銀色のフィルムの中に、ころんとしたレモン形。外にはアイシングがかかってて、レモンの中身は、ぱさっとしてほろっとするレモン生地。レモンっていってもすっぱいわけではなくて、あの、粉末のレモネードみたいな甘いレモン味。
どっちも大好きなんだけど、どっちも、それ以上余計なものの参加を許さない、凛とした味である。それなのに、レモンポピーシードケーキ。ううむ。

・・・と疑問に思った時、それを買って試せばいいのに自分で作って食べるのが、私のみみっちいところ。


そこで用意したのがこちら、レモンケーキミックスとポピーシード。あーん、ケーキミックスの箱にいるこの白い物体、アメリカの食品メーカーのキャラクターとは露知らず「マカロニ坊や」と勝手に呼んで、グッズを見かけては買いあさっていたなあ。
それはともかく作ってみました、レモンポピーシードケーキ。

結果は・・・
うーん、おいしい。というか、単にレモンケーキがおいしい。ポピーが入ってるからどうこうってこともないなあ。うーん。

でも、なんだか煮え切らない気持ちが残っていた。
生地の時はポピー入れすぎに見えたんだけど、スポンジがふくらむので、出来上がりではポピーの入りが甘かったのだ。お店のレモンポピーシードケーキは、もっとぶちぶちぶちーってポピーが入ってた。たくさん入れないままで、見切ってしまっていいのか? (ポピーシードもまだ余ってるし!)


というわけで、再度挑戦したのがこちら。

これさあ・・・、うまいよ!!!
スポンジケーキなのに、噛むとぷちぷちぷちぷちポピーの食感、そしてレモンの香りとポピーの香りがあいまって・・・。不思議だー。食べてみても、どうして合うのか説明ができない。でも、すごくおいしいの。レモンは口に残って、ポピーは鼻に抜ける。うーん、これからは、ポピーなしのレモンケーキでは、満足できないんじゃないかしら!

ポピー投入のポイントは、「入れすぎなんじゃないか・・・、いや、でもふくらむからもうちょっと足そうよ」という格闘を5回繰り返すこと。白くてゆるいきれいな生地の中に、黒々としたぶちぶちが入るもんだから、あまりの不気味さに「入れすぎ感」に襲われるんだけど、そんな時こそ、「過ぎたるは及ばざるよりよっぽどまし」をモットーで! ほんっと、こと食べ物に関しては、この教訓が大事ですわ!


これもレモンケーキ。どでかいリングケーキ型に入ったレモンケーキに白アイシングをかけて、さらに黄色アイシングでデコレート。これはまさに、私の思い出のレモンケーキの味(のアメリカ版)です。
ポピーなしのレモンケーキなんて・・・と思ったけど、これはこれでまた、おいしいのよね。食べかけなんですが、ケーキのかたくしまったほろほろ加減が伝わるかしら? アイシングのじゃりじゃりとこのほろほろが、おいしいんだなあー!

黄色いアイシングはレモンの風味がするのかしらと思って、くずれた黄色アイシングだけ口に入れてみた。・・・甘すぎて、レモンの味がするんだかしないんだか、よう分からん。もういいや、おいしいから!
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