ベーグルの穴から見えた日記

まるぴんのHappy Gotcha Day

先週末は、土曜日曜と歌に明け暮れて、楽しく過ぎていきました・・・。というわけで、2週間ぶりのこんにちは。

そんな間に、我が家の猫姫まるぴんは、我が家に来て5年目の記念日を迎えましたーーー!!!

まるぴんが来たのは、2011年3月3日のひな祭りの日でした。もう5年も経ったとは・・・。
記念日に、あるお友達が、こんなメッセージを寄せてくれました。

「子供を養子に迎えたら、1年に2つ、お祝いする日ができるんだよ。ひとつは子供の誕生日、もうひとつは、子供が家に来た日。Happy Gotcha Day, Muffin!!」
(ちなみに、お忘れの方も多いかもしれませんが、まるぴんの本名は、「マフィン」なのですよ。)

Gotchaは、I Got youの略なんですが、このHappy Gotcha Dayがすごく気に入ったのです私。

生まれてきてくれてありがとう、のお祝いと、うちに来てくれてありがとう、のお祝い。
お母さんが自分で生んだ場合は、うちに生まれてきてくれてありがとう、と2つがセットになってるところだけど、別々にお祝いできるのも、お得感があって、いいかも?!

そして子供は、親の愛を、1年に2回、実感することができるはず。

アメリカではとても当たり前な養子制度ですが、自分が養子である人、また養子をとった親の立場の人と話すと、当事者ならではの、いろいろなエピソードや思いや難しさや悩みがある。
そんな中で、自分の子供への愛がにじみ出ているこのコメント、また、猫のまるぴんが私の「家族」だってわかってくれてることにも、うれしくなっちゃった。

さて、うちの子まるぴんの先日の記録。
あれっ、今日はずいぶん長らく姿を見かけないなあ・・・とふと気づいて、ちょっと心配になる。
狭い我が家ですし、何しろ5年の付き合いですから、だいたい行くところはわかってるはずなのです。

万が一網戸を破って3階から転落していたりしたら・・・・、とちょっとドキッとして捜索に出る。ベッドの下にもソファの下にもいない。キッチンにもいない。バスルームにもいない。

・・・・と思ったけど、念のため、バスルームの奥まで行ってみると・・・

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い、いたーーー!!!
すっぽりはまって、完全に気配消してた!!!

反対側に回ってみると、

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まるぴん「ぴきゃっ?!」(翻訳:なっ、何?!)

と、すっかりくつろいでるところを、お邪魔した様子。ごめんなさいね。

こんなふうに洗面台の中にすっぽり入ったまるぴんを見るのは、実は初めてのことではないのですが、前回ここに入ったのはそれこそ、まるぴんがまだうちに来たばっかりの頃だったんじゃないかしら。5年経って、なんか突然、入りたくなったのね。

ちなみに、洗面台の上にはしょっちゅう上がりますよ。目的はこれ。

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お水飲みたいのです。

お水なら、ドライフードと新鮮なお水が、いつでもエサ置き場にあります。でもまるぴんは、洗面台の上で、私の手から流れてくる水を飲みたくって、よくここで私を忠犬ハチ公のように待ってるのです。(私のほうも、まるぴんを見かけないと、あっと思って忠実な下僕のようにいそいそと洗面所に向かったりします。)

手から流れるお水をぺちゃぺちゃと一心になめているまるぴんの透き通った緑の目を見ながら、いつも私は、「星の王子さま」のシーンを思い出しているのです。

 僕、その水がほしかったんだ、と王子さまが言った。僕にも飲ませて・・・。
 それで僕は、王子さまが何を探していたのか分かったのだ!
 僕はバケツを王子さまのくちびるまで持っていった。
 王子さまは、目を閉じて、飲んだ。
 それはお祝いの宴のようにいとおしいものだった。
 この水はただの水ではなかった。
 この水は、星空の下を歩いて、
 滑車が歌って、僕がこの腕に力を込めたから生まれたものだ。
 この水は、まるで贈り物のように、心によかった。
 まだ小さな子どもの頃の、クリスマスツリーのあかり、
 真夜中に行われるミサの音楽、そこに生まれる笑顔のいとおしさ、
 そういったクリスマスのあらゆる贈り物の輝きを、僕は今受けていた。
 君んとこの人たちは、と王子さまは言った、
 5,000本ものバラをいっこの庭で育ててる、
 それでいて探し物は見つけられないでいる・・・
 見つけられないでいるね、僕は答えた。
 探し物なんて、たった一本のバラとか、ほんのちょっとの水の中にも
 見つけられるのにね・・・
 もちろんそうだ、と僕は答えた。
 そして王子さまはこう付け加えた。
 でも、目なんて何も見えないよ。心で探さなくちゃ。
 僕は水を飲んだ。深く息をした。
 夜明けが来て、砂は蜜の色だ。
 この砂の色がまた、僕を幸せにしていた。
 どうしてあくせくする必要なんてあるだろう?

「Le Petit Prince」のあすかまる拙訳より)

私も、このちいちゃな家の中に、私が私の心で探し当てた大切な物をたくさん持って生きてること、とっても幸せに思ってる。
Happy Gotcha Dayのお祝いでお寿司をほんの3口ほどもらって満足した私の宝物1は、私の足元でぷーぷーと眠っています。

あー、またLe Petit Princeを読み返したくなっちゃったな。フランス語は全て忘却したので、原語ではもう読めないけど・・・!!
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