ベーグルの穴から見えた日記

行きつけの日本食やさんの秘密

前回日記を書いたときには、年末にかけてもう少し頻繁に書けるかも・・・とか野望を抱いてみたりしたけど、やっぱり無理でしたな。気がつけば、土曜。

そして、気がつけば2006年ももうほんとに終わってしまう!

とはいえ、なんだかまだ、「2006年締めのことば」を書く気にならない。それに、ネタもいろいろたまってるので、いつもどおりにぼんやりまいりましょう。

さて、今日お見せしたい衝撃画像は、例の「行きつけの日本食やさん」の(私的)看板メニューである、サーモン丼のその後の様子です。

前回書いたとき、サーモン丼の盛り付け方が、まるでカレーライスのようにマイナーチェンジされたことをお話したのですが、実はあれは、進化の一過程に過ぎなかったのです・・・。

ある日、いつものように「ワン・サーモン丼・プリーズ」と注文した私に、最初に出てくるみそ汁を飲みながら待つことしばし、お店のお兄さんが持ってきたそれは!!


サーモンで形作られた、バラの花。美しい・・・って、美しさとか、特にいらないから!

ていうかこれ、既に、「丼」じゃないでしょ! だって皿に載ってるじゃん!

もう私は笑いをこらえられず、げらげら笑いながら店のお兄さんに「リニューアルしたんだね」とふってみたところ、自信たっぷりに「これのほうがいいでしょ!」と答えていた。

サーモンの数や大きさは、昔と変わらず、脂ののった分厚い立派なサーモンが5枚。しかし、ごはんが減ってる! 前回のマイナーチェンジの時も、微妙にごはんの量が減っていたことには気づいていた。というか、行くたびに、じりじりとごはんが減ってるような気がしなくもなかった。しかし、今回のリニューアルでは、またどんと一気に減った気が・・・。

それでも、いいのだ。私はこの店が好きなのだ。行けば必ず笑わせてくれる、この店。


こちらは別にアラカルトで頼んだおすしの数々。(・・・あのお店に、「アラカルト」などということばは似合わないが。)

お寿司とか、ほんといつも立派なのです。スパイシーツナロール、おいしすぎるし! いや、ほんといい店なんだから!

・・・あっ、でもそういえばこの前。

友だちが、トロのお寿司を頼んでみた。この店でトロを食べるのは初めて。何度か頼んだんだけど、「No Toro today」と玉砕すること数度。しかしこの日は注文のおじさんに、「トロ・・・ある?」と不安げに聞いたところ、奥のカウンターから板さんが、「あるよ」と力強く答えてくれたのだ!

何につけても大胆でネタが大きいこのお店のこと、一体どんな素敵なトロが出てくるのか!

そしてやって来たトロは、赤身の間に白く脂の線がきれいに入って、すごくおいしそう。まずは小さくひと口かじる友だち。
「・・・!!!」
友だちはそのまましばし固まり、私に勧めてくれた。私もひと口。
「・・・これは・・・・・・、脂じゃなくて、全部スジだ!!!!!」

各テーブルには、多分日本人以外の人が寿司を頼むときに分かりやすいように、主要なネタ20種類ほどが並べて写され、「Ika(Squid)」やら「Maguro(Tuna)」やらと日英の名前が併記された、下敷きみたいのが置いてある。友だちは、無言でその下敷きの中のトロと、目の前のトロを見比べていた。
ああほんとに、この日にカメラを持ってたらよかったんだけど。見た目はほんとにおいしそうなの。下敷きと同じなのだ。というか、多分このお店の人は、この下敷きで判断して、ここがToroだな、と思っているに違いない。
このお店にいつもトロがなかったのは、すごく人気があって売り切れちゃうからだと私は思い込んでいたけど、こんなにスジスジだらけの部位は、逆にそうそう手に入るものじゃないのだ、きっと。

とりあえず、トロ半分は食べずにお皿に残したのが私たちのささやかなお店への気遣い。「あのー・・・これ、ちょっと違う、かもよ?」っていう気持ち。気づくわけはないのだけど!
でも、店員を呼びつけて「ちょっと何よこれ、全然トロと違うじゃない! どういう商売してんのよ!」だなんて、絶対言わない。言いたくない! そんなのは野暮だ。だって、これこそがこの店の伝統なんだから。いや、ほんとに。

私の知っているトロは、あくまでにっぽんのトロ。このお店のトロは、あれなのだ。
トロさん(仮称)も、ショックから立ち直った後は気丈にも、「あのお店でトロを頼んだ私がばかだったんだよね」と言っていた。できたお方や! トロさんは私以上に、あのお店のファンなのだ。その想いの深さにぐっと来て、目頭を押さえる私・・・。

というわけで、まだまだこのお店には通わにゃあなりません! これからもいくつもの変化(へんげ、と読むのがよかろう)があり、そしてまだ私の知らないいくつもの禁断の扉があるに違いない! そう、これは食事というよりむしろ、冒険の旅・・・。(いや、でもほんとにおいしいんだけどね!!)

久々のぶらり歩き。

「しなきゃいけないことがひとつもない日」が3日も連続でやってきた! ああサンタさん、あなたのおかげ。
というわけで、夏以来のぼんやりをエンジョイしております。


さて、クリスマス前で、いよいよにぎわう場所のひとつ。
ここはユニオンスクエア。毎年クリスマスの市が立つ。といっても、クリスマスグッズのお店もあれば、普通の洋服やら帽子、アクセサリー、石鹸などなど・・・を売ってるお店もあるんだけど、ともかく中の雰囲気がいいんだよねえ。この中を歩くと、クリスマスが来たんだなあって感じがする。

この紅白の幕がまた、クリスマスの赤のつもりかもしれないが、日本人の私にとっては、「いやーめでたいめでたい!」ってかんじで、毎年見るたびに笑っちゃうのだ。

そしてこの画像のど真ん中に写っているのが、エンパイアステートビル。もうちょっと暗くならないと分からないんだけど、今の時期は緑と赤のクリスマスカラーにライトアップされてる。(この下4枚目の画像は、別の日にとった、夜の様子。そこでちっちゃーく写ってる、この日のエンパイアステートビルの色は青と白。多分ハヌカの色かな?)


そこで飲んだのが、これ。
ユニオンスクエアのすぐ南に出没し始めた頃から、なんかいるなあと気になっていてはいたオレンジ色のコーヒー売りのトラック、MUDコーヒーという名前。マッドは「泥」、つまり泥コーヒー! いひひ!
今ではすっかり大人気らしく、1本向こうの通りにも、同じトラックを出していた。

コーヒーだけじゃなく、ラテとかの設備もこのトラックの中にすべて備えてあって、みんなが大好きなスタバ(言っとくけどあたしは嫌いよ!)ほどじゃないけど、作れるメニューのバリエーションは10種類以上。それからチャイとかもあったなあ。しかも、レギュラーコーヒーのスモールは1ドルと、デリ並みの価格でやってくれている。すばらしい!
価格はデリ並みでもコーヒーの味は、今淹れたてですと胸を張ってるような、ゴージャスな香りとまろやかな味。んー、これは! 今まで買わなかった私はバカだった! ユニオンスクエア周辺ぶらり歩きのお供に、これからは利用しちゃおう!

その夜、久々のぶらり歩きで疲れた足を休めつつ、時間を調整するために入ったいつぞやのバッファローウイングのお店。

格調高い雰囲気の、お酒もごはんもすごくおいしいケーキも置いてあるすてきなカフェ。この日は12月にしては寒くないほうだったけど、テラスにはさすがにひとりも座ってなかった。いやー、ほっとした。こっちの人って冬でも外の席に座るから!!


次の予定があるから今日はケーキは我慢して、ビールでも飲むかー・・・と思ったら、発見してしまったサングリア! 暗かったので、加工してもこの写りが限界ですが、赤ワインにフルーツやら甘味やらを足したお酒。ピッチャー売りしかしてないというので、酔いやすい友だちを説得して、ふたりでピッチャーいっこご注文! 時間はある! ちびちびやろーぜ!

さて、なんの予定が次に入っていたのかというと、なんと!!
この夜は、有名イタリアンレストラン、Babboに予約が入っていたのです!! このお店は、NYイタリアンレストランランキングでも堂々1位で、料理の鉄人のひとりであるマリオ・バタリという、サンタクロースみたいにふとっちょでいかにもイタリアンをおいしく作りそうな、気のいいおじさんが最初に作ったお店なのです!!(↑店名にリンクはったので、おじさんの顔やメニューなど見たい人はぜひどうぞ!)


ただ・・・画像ないです。だってだって、暗かったんだもん!
事前の計画を軽く説明いたしますと、量が心配だったので、ふたりでまずは前菜2種と、私の大好きな、パスタ2種を頼み、お腹に余裕があればメインもひとつシェアしちゃったりしながら、デザートに到達、というコース。

前菜は、蛸のグリル(Grilled Octopus with “Borlotti Marinati” and Spicy Limoncello Vinaigrette・・・だそうです)と、プロシュート(Prosciutto San Daniele “Riserva” with Black Pepper “Fett’unta”・・・ですって)。これがもう、どちらもすっごくおいしくって!!

蛸は、さぞや大きな蛸ちゃんだったんだろうというサイズの蛸の足を香ばしく焼いてある。ぷりぷり、じゃないのだ。切ったかんじは、やわらかーい肉みたい。でも口に入れると蛸のエキス全開! ソースがまた、何が入ってるんだか私のよーな素人には分かりかねますが、びりっとすっぱくておいしいのです!
プロシュートはもう、天国のお味。プロシュートとは生ハムで、生ハムといったらもともと、そうそう日常的に食べるようなもんじゃないからそれだけでおいしく感じちゃったのかもしれないけど、いやいやそれを差し置いても、夢のようにおいしい生ハムだった! こんなに薄いのに、なぜにそんなに存在感があるのだ君は!
プロシュート・サン・ダニエレというのは、サン・ダニエレってとこで作った、とってもとってもすごいプロシュートなようです。ああ、こんなに何も知らない私が食べてごめんなさいってなぐらい、おいしかったのです。

しかし。
続くパスタでは前菜のような感動はなかったのよねー。
いろんな日本人のブログでも絶賛されてて、絶対失敗はないと思った、ブラックスパゲティ(Black Spaghetti with Rock Shrimp, Spicy Salami Calabrese and Green Chiles)は、油が多くてすごく有名なサラミらしいのがたーっぷりのってるんだけど、これが私たちにはただただしょっぱいベーコンビッツにしか感じられず・・・。味が濃いのはかなりOKなはずなんだけどなあ。これ、失敗じゃないのかなあ??? 黒パスタ自体も、アルデンテには茹で上がっているので弾力は猛烈にあるんだけど、味わいに欠ける。もしやイカ墨ではないのかな?
もうひとつは、ロブスターを1ポンド(500グラム弱だったっけ?)も使用したスパゲティ(Spaghettini with Spicy Budding Chives, Sweet Garlic and a One Pound Lobster)で、こちらは私にはまあまあのお味で、ごろごろ入ったロブスターの身は甘く、そりゃあもうおいしかったのだけど、パスタとしての感動は・・・なかったんだよなあ。

しかも、量が多い!!! いいことなんだけど、普段ならいいことのはずだったんだけど、でもぎゅうっと固く締まった、お味ぼちぼちのパスタがてんこ盛りって、かなりキツイ。しかも、ピッチャーでたっぷり飲んだサングリア(私が半分以上飲んでる・・・)で、お腹がふくれていたようで。パスタはどちらもお持ち帰りさせていただきました・・・。(恐る恐る「お持ち帰り・・・」と聞いたら、Sure!と快く引き受けてくれたのはほっとした。高級店でも、OKなのね。フレンチとかは無理かもしれないけど・・・。 )
てなわけですから当然、次のメインやらデザートには行けず・・・。悔しいな、あの前菜の感動から考えるに、パスタをスキップしてメインに行けば、またすごい感動が待っていたのではないかしら?!


・・・と、画像もなしに、つらつらと感想を書いてしまったのだけど、マリオ・バタリは大好きだし、前菜2種でマリオパワーを垣間見られた気がするから、ぜひもういっかい行きたいな!

パスタはねー、私、もう目玉が飛び出すおいしさのお店をNYで1軒知ってしまっているから、そことどうしても比べてしまう。ああ。そこそこおいしいレストランはあるかもしれないけど、「あそこに行けば感動できる」ってなところは、そうそうあるもんじゃないのよね、きっと。それに、高いとこなら何でもおいしいってわけでもないのよね。
でも、だからこそ、失敗したり、いろんなメニューを試したりして、感動できるとこを見つけるのが楽しいのよね!

というわけで皆様、よいクリスマスを~・・・えっ、なになに? もう終わってる?
えーいうるさいうるさい!! こっちはまだ25日の昼下がりなんじゃい!!

・・・と、サンタ様がお怒りですわよ。


この後年末にかけては、スケジュールがゆったりしてるから、日記が少しは頻繁に書けるかな? いや、少しはね・・・。

今週のエッサ

↑↑↑ちょっと、見てみて!!

今週の、エッサ、だって!
いやーん、かーっこいいいーーーー!!!

ベーグル好きっぽい昨今の日記(といっても前回と今回だけだが)に、思わず大興奮しているあすかまるでございます。
今までコメント欄に、「おいしいものの話がいっぱい書いてあるので、また楽しみに読ませていただきま~す」などとうれしいことを書いてくれた人が(ほんの数名)いたけど、みんなきっと、読むうちに、「・・・もしやここって、おいしいものの日記というよりは、ゲテモノ日記?」と気がついて、去っていったことでしょう。
同じように、「NYの様子が分かるこのページ、読むのが楽しいです」などと泣かせることを書いてくれた(数名の)人たちも、「・・・もしやこの人、あまりに極貧で、エンジョイNYライフって感じとはほど遠い?」と気がついて、逃げていったことでしょう。

みなさーん!! 今こそもういちど、戻ってくる時ですよ!! カムバーック!!!


・・・前置きが長すぎるんだよねー、いつもいつも。
というわけで、今週も行きました、エッサ!

お店の前には、大好きなはしごがかかっていたのでまずパチリ。
中に入ると、デコレーションでいつにも増してきらびやかな店内。

でも、クリスマスっぽいものも置いてあるんだけど、飾られているものをよく見ると、ほとんどが「Happy Hanukkah」グッズ。

ハヌカというのは、ユダヤ教の人たちがクリスマスと同時期に祝う日。そういえば、ベーグルはユダヤ由来の食べ物だものね。


で、私の注文したのは、これ!
限定なんだか、新商品なんだか、2種類だけ特別なベーグルがあった。いっこはベジタブルベーグルなるもので、もういっこがこれ。ひまわりの種ベーグル。

他のベーグルは全部75セントなのに、この2種類だけは90セントというのはいただけないわねえ・・・と考えたが、いやいや待て、これを機会にNYベーグルの最新情報の発信元となるためには、新しいベーグルを食べておかなくてはいけないのでは、と自分を納得させ、ひまわりベーグルを選択。

でも、サンドにしたら、他のベーグルで作ったのと同じ値段になった! 15セント得した気分、わあーい!!

と、NYベーグル情報の発信元にはなれそうもない私の内面の解説はさておき、この中には何を挟んだかというと!


じゃじゃーん! って分かりにくいですが。

レーズンウォルナッツのクリームチーズです。んまい!!

ところで、今回も前回の日記の彼女と一緒に行ったわけなのだけど、クリームチーズを食べられない彼女は、、「クリームチーズつけたら、ベーグルの味がわかんなくなっちゃうじゃーん」などとへらず口を叩きながら、シナモンレーズンベーグルをそのままもぐもぐ食べてよろこんでいた。

しかし。
そんな彼女は、ほんとは、焼きたてベーグルが食べたかったのだ。そう、彼女が生まれて初めて食べたベーグルは、ほかほか焼きたてだったのだ! 人生1個目のベーグルが焼きたてほかほかだったら、そりゃあもう、その人の人生はベーグル好きに決まっちゃうってなもんで。

私が、店のおじちゃんがベーグルカゴに焼けたベーグルをどさどさっと入れる仕草を、視線の端にとらえる。「焼きたて、来たよ。」
私の声が耳に入るやいなや、ラジコンカーのようにディスプレイに飛んでいった彼女が、抱えてかえってきたもの。


ほかほかセサミベーグル入りの紙袋の中に、カメラ突っ込んで撮りましたの図。

紙袋の中に突っ込んだのはカメラだけではなく、私の顔も突っ込んだわよもちろん。だって、これがもう、ニオイからしてよいのである。焼きたてが目の前にあるのに、これをやらないのは、大変な損失である。

彼女は、はふはふ言いながら2個目を食べ始めた。出来立てのベーグルをかじると、それはもう、ものすごいあちいのである。
で、4分の3を経過したあたりで、彼女は、「おなかいっぱいになってきたー」と言った。私はまずそれがびっくりだった。

並みの女性であれば、NYベーグルを1個食べると、おなかがいっぱいになる。これは女性に限ったことではなく、お店で食べてるサラリーマンの男性を観察してみても、サンドにしたベーグル1個しか食べてない。2個目に突入するのは、彼女と、NYベーグルをこよなく愛して日本からやって来る私の友だち数名ぐらいだ、きっと。

とはいえ、私と彼女は長い付き合い、彼女が並外れた大食いなことは百も承知なので、2個目に突入したことで驚いたわけではございません。人より5倍は食う彼女、ベーグル2個はカルイと思っていたのに、「おなかいっぱいになってきた」と、ひと声上がったそのことにびっくりしたのだ。

恐るべし、NYベーグル。かたいから、噛んでるうちにどんどんおなかがいっぱいになるんだよねー。

おなかがいっぱいになった彼女は、焼きたてセサミベーグルを、私にも分けてくれた。(いやいやこれは脚色だけど!)
そいでひと口食べたんだけど、これが!! あんた!!! ちょいと!!!!
おいしいの、すっごい!!!!!

これが、この日2つめのびっくりだった。
彼女に「クリームチーズつけるとベーグルの味が」なんたらかんたらと言われた時、私はひそかに、「ふふ、あなたまだまだ初心者ね、私はここのベーグルの味は既に分かってるから、サンドにして相乗効果を楽しむのがまたいいのよ」などと思っていたのだ。
でも、いざベーグルだけで、しかも焼きたてを口にしてみると、あまりの粉のパワーに卒倒しそうになった。・・・やっぱり、たしかに、これに何かつけて食べるの、ちょっともったいないかも!!!!!

というわけで、彼女に教えられ、ベーグル・レボリューションが勃発し、私のベーグル第2章が始まった。
・・・なーんていっててもさ、家ではなかなか作れない、おいしいクリームチーズも、やっぱり捨てがたいんだよねー! むふふ! さて次は何を食べよっかなー!

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ベーグルに、はまってます。

最近はまってるんです、ベーグルに。

「えっ・・・なにをいまさら・・・」
「きっと、自分の立場を思い出したんだよ。この日記の記事からベーグルの文字が消えて久しいもの」
「この前、日本のベーグルの話があったけど、あれはたまたま人から食べさせてもらっただけのことだしね」
「今、この日記を"ベーグル"で検索かけてみたんだけどさ、たとえ話や日記タイトルとして使われている以外の、まとまったNYベーグルの記事らしきものは、2006年2月11日まで遡るんだよ」
「ほんとだ・・・しかも、久しぶりにベーグルの記事を書いたぞえっへん、って誇らしげだね」
「ただ、1個のベーグルを食べた、ってだけのことなのにね」
「はは、おかしいや」
「今日の記事も、きっとその程度の話だろうね、永沢君」
「きっとそうだね、藤木君」

あっ、永沢君と藤木君でしたか・・・読んでいただいてたとは恐縮です・・・。

でもほんとなの。本当に、はまったんです。
いや、私じゃなくって、友だちがね!

その彼女との付き合いは長く、彼女はいつも、ベーグルについてああだこうだと語る私(最近ちゃんと食べてないくせに語りにだけは熱が入ってしまう、いちばんめんどくさいパターンのやつ・・・)にいつも、
「でも私、NYでベーグルやさんなんて見たことないんだよねー」
とのたまっていた。

NYの街をいちど歩いたことがある人なら分かるはず。NYでベーグルやさんを見ないなんて、不可能に近い。まして彼女は、NYに住んでいるのだから!
そんな不可能を可能にしてしまうこの彼女、究極的な猪突猛進、一点集中型なのである。大きなベーグル型の看板を掲げたお店の前を何往復しようとも、彼女には「見えない」のだ。だって、興味がないから!

そんな彼女が、日本から来たお友だちのためにベーグルやさんに行くとのことで、教えたのが王道中の王道、エッサベーグル。
そこで彼女は、開眼したのだ。

「スーパーのベーグルと、全然違う!! こんなにおいしいものだったなんて!!」

私、ずーっと前から言ってたじゃん! スーパーのベーグルは、ベーグルじゃないんだよ、って!!
しかし何につけても、私が何度彼女に言い聞かせようと、興味がないことは、彼女には「聞こえない」のである。
ともかく、これをもってやっと、開眼したわけなのである。
彼女は、両手いっぱいのおみやげベーグル袋の中から、私にもベーグルを分けてくれた。エッサのシナモンレーズン。私も、改めて目を見開いた。やっぱうめーなあ!!!

で、彼女は日本から別の友だちが来た時も、同じ店に連れていった。今度は私もついていった。

その日は3人でイートイン。


これ、彼女のお友だちさんのセレクトしたベーグルなので、写真が半端な感じで申し訳ないのだけど、中身は超豪華。サーモン、そしてカニのサラダを挟んだらしい! しかし当然お値段も跳ね上がり、ベーグルの安さも大きな魅力と言っていた彼女は、「10ドル」と言われてびっくりしていたけど・・・。

やっぱ私としてはー、ベーグルといったらクリームチーズ! 昔、プレーンベーグルにバターという組み合わせで、そのあまりのおいしさにひっくり返って日記を書いたことがあったけど(検索するのめんどくさいや、また永沢君たちがやってくれないかなあー)、やっぱり基本は、クリームチーズ派だ。
だから、このベーグル、すごく斬新に感じられたけど、なかなかどうして、ベーグルだってパンなのである!(←当たり前だろ!とお思いかもしれませんが、「ベーグルベーグルー!」と騒いでいると、どうもその事実を忘れがちなのです。)
さっすが豪華なだけあって、すっごくおいしかった!
(というのも、彼女のお友だちさんは小食で、半分残ってしまったのを結局私がもらって帰って、家で食べた! ・・・あっ、その時写真撮ってから食べればよかったんだ!!)



そして、彼女が選んだのは、このプレート、そして何も挟まないシナモンレーズンのベーグル。

私が繰り返し「ベーグルにクリームチーズがいかに合うか」を説いているのに、彼女が聞き入れないのは、猪突猛進・・・のせいではないのです。

なんと彼女、好き嫌いが猛烈に激しい!!
その詳細は多すぎて全然私には覚えきれないのだけど、とにかく彼女は、乳製品が大っ嫌いなのである。牛乳もダメ! バターもダメ! チーズだあ?とんでもない!!おえー! てなもんである。

このプレートの白いほう、「カニ(さっきのベーグルの具と同じもの)を頼んだのに、エビを盛られた」とのことで、ひと口食べて、「これはだめだっ」と私に全部くれた。
いひひ、ラッキー! エビぷりで、セロリも入って、すごくおいしかったよ?


そして私は。

チョコパイ。
・・・いやいや、違います違います!!

プンパニケルレーズンのベーグルに、プレーンのクリームチーズ。黒いねえ~! そそるねえ~!!

てか、他のふたりに比べてずいぶん質素ではありますが、いいの、これが私の、ベーグルやでの流儀!
エッサのプンパニケル、キャラウェイも効いててかなりクセがあるけど、そこにレーズンとクリームチーズが合わさると、すっごくよい感じ。やっぱり好きだわー、ここのプンパニケルレーズン!!

3人3様のチョイス。懐が深いのも、ベーグルやさんのいいところだよねー!

今週中にもまた、彼女にいざなわれてエッサに行く予定。猪の目が他のものに向いてしまうまでは、しばらくこれが続きそう!

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あ、戻ってます

報告遅れてどうもすみません。
無事にNYに帰っておりました。



結局、日本にいた2週間のうち、2日間の出来事しか日記に書くことができなかった・・・。なんてざまなの! なんという一時帰国!

というわけで、日本で食べたものどもを、一挙公開・・・。



ラーメン。
今回は、毛色の違うラーメンを2回食べられたので、まあよしとしよう。(1杯目は、画像ナシだったけどつけ麺でしたな。)

ラーメンはやはり、「日本に帰ったら食べたいもの・ナンバー1」に輝いちゃうなあ。
あっ、ちなみにナンバー2は、パン屋さんだったが、帰ったら必ずや行きたいと思っていた茨城のパン屋さん、結局行けなかった・・・。
茨城が遠かったわけじゃない。いや、茨城は遠いだろうけど。
だって、高田馬場のつけ麺やさんにだって、必ずや!と思っていたのに、行けなかったのだから。

ちなみに、この画像のラーメン屋さんのあとに、しっかりオフィス街の気狂いパンや(過去記事ご参照のこと)にはちゃっかり行った。かつて私が、その気狂いっぷりに平伏し、いつしか恋焦がれていたここの店のおじさん(今は、コトー先生に1位の座を譲り渡してしまったが)は、私の妄想の中のおじさんよりもずいぶんフツーの人だったので、拍子抜けした。


さて、次にパパとママとのダブルデート。・・・ん? これはダブルデートっていわないか?? お父さんとお母さんにお邪魔虫がくっついてるだけのような???

ここはなんと、生の豚が食べられるという、お父さんご推薦のお店。
「ったくー、うちは貧乏なんだから、調子乗っていつもこんなとこで金ばらまいてんじゃないよ!」と文句を言いつつ、お母さんとふたりで家を出て、はるばる都心へと向かう。・・・いなかものっぽいなあ。

画像の手前は、生の豚の土佐造り! 奥は、豚耳の入った豆サラダ。

生の豚、牛よりずっとあっさり淡白なんだけど、魚より長く口の中で形を保ってるかんじ。クセは、全くない。いつも食べてる豚から、生の豚の味は全然想像できない! 全く別のお肉みたいー。


とはいえ、そもそも使っているお肉がいいものなのだった。そうでなくては、豚を生で、こんなにおいしく、食べられるわけがないではないか!! 北海道の豚ちゃんたちなのだってさ。

で、画像の奥ふたつは、鍋用の野菜やらと、きれいなピンクの肉。もちろんこの肉も、生で食べちゃってもOKなのだけど、ほんの数秒、お鍋にしゃぶしゃぶっとして、そいで食べるのがまたいいのだー!
で、その隣は、北の大地の恵み、マッシュしたジャガイモにとうもろこしが入ったもの。

そして!!
その手前にある、お寿司。これがもう! 絶品!!
豚の炙り寿司は、んーなんかもう昔のことで詳細は忘れたが、生で食べる豚肉ともまた違い、なんというかー、にゅるん!てするのだ。ああだめだ。これでは全然おいしさが伝わらない!(←いつもこれじゃん・・・)


そして、おそば。
あるお友だちと、その猫ちゃんの暮らすおうちにお呼ばれした時、お昼ごはんに自慢のそばを出前してくれた。うどんみたいに真っ白で、細いくせに弾力がものすごかった!
そば湯もたーっぷりくれて、満足満足。人懐っこい猫ちゃんが、長い長いそばを興味深げに眺めていた。

ラーメンも、おそばも、NYではなかなか満足できない。
NYって、何でもある。らしい。ラーメンだってある。そばだってある。らしい。
ただそれは、お金を出せば、の話なわけで。
おそばの高級店は試したことすらないのだけど、ラーメンは、12~15ドル出すと、まあおいしいのを食べられる。しかし。うーむ。満足かと言われると? みみっちい私は、おいしく食べつつも、値段が頭をよぎるのだ。

高いから、嫌なわけじゃない。お金の感覚自体もすこーんと吹っ飛ばして大満足させてくれる味とか、サービスとか、たくさんある。それから、NYのラーメンに文句を言っても、誰とどんなふうに食べるかによって、大満足の一杯になることだってもちろんある。

なんか話がズレにズレたが、そういうわけで、なかなか普段は簡単に満足できない種類のものを日本で食べることができてよかった、と。そういうわけですわ。

あーでも違うかな。今日の記事に書いたものどれもこれも全部、大好きな人と楽しく食べたから、おいしさに拍車がかかっちゃってるわけで。

だめだー、こんな私には、食べ物の批評じみたことは、できっこないわけであります!

・・・ま、ともかく、これで日本への一時帰国報告はおしまい!
これからはまたNYの様子を、亀にも負けない遅々とした歩みで、お届けいたしまーす!

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