ベーグルの穴から見えた日記

わたしのゆめ。

FI951046_0E.jpg今日は、私の夢が、またひとつかなった。

これである。この白いもの、マシュマロである。
マシュマロといえば小さい頃、母の日のお母さんへのお手紙。お母さんへの感謝のことばを書くうちに、「私はいい子にするので、マシュマロを買ってください」と、いつしか趣旨を取り違えて嘆願書になっているその手紙を、大人になってから見つけて、自分で自分に驚愕したものだ。マシュマロが好きだったらしい。
今だってもちろん好きだ。わざわざ買ったりすることはないけど、ふわっときて、にゅるっとするあの感触は、すごく好きだ。中からジャムがちゅるっと出てくるタイプも結構好きだ。

話がそれたが、マシュマロである。
その後ろには、私のためにわざわざつけてくれた、暖炉の燃えさかる火である。
これが私の夢だったのである。

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じゃじゃじゃん! これである!! 焼きマシュマロなのである!!

私のよく見ているアニメ番組(その名はCaillou)にも、しばしば登場する、この焼きマシュマロ。アメリカではキャンプの最後とかで、みんなこうやってマシュマロを串にさして、たき火で焼いて食べるらしい。マシュマロは一体どんなふうになるんだろう・・・。やってみたい・・・。しかし我が家は電気コンロ・・・。キャンプの予定もないし・・・。
と、長年(いや、一年ぐらいか)思い続けてきた焼きマシュマロが、今ここに!

熱いらしいので、そーっと、そーっとかじってみる。
ものすごーーく軽い、焼きマシュマロ層ができてる。さくっ、はらはらっ、としたその層の中は、熱でとろけたのびるマシュマロが・・・。焼かないときはちょっとのろま君だったのに、ひと焼きしたらなんだか、はかなさと強さを持ち合わせたひとに変身しちゃったみたい・・・。
なんて、なんてすてきなの! ほ、惚れました! いや、かつての淡い初恋が今は大人の愛にかわったのね。おいちーーー!

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といっても、さっきのはちょこっとだけ焼きすぎた。ぼっとマシュマロに火がついて、びっくりして吹き消すのが遅れたのだ。思っていたよりアグレッシブな料理だわ。おこげもまたおいしいけど!

というわけで映りは悪いんだけど、じっくり火にあてて、なかなか上手に焼けたバージョン。
焼きマシュマロは、味ももちろんおいしいけど、串にさして焼いていくその過程もすごく楽しい! 串刺しのマシュマロ。火だるまのマシュマロ。今まで見たことのなかったマシュマロの姿と、味わったことのなかった新しいおいしさ。

これからマシュマロは、焼かないと食べられないー! よし、家でやるときは、ろうそくだな。

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雪かきわけて、かぶりつく肉まん。

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この日記を書く前に前回の日記を何気なく読み返した私は、シメのひとことにひどく驚いてしまった。だって、「おうちでおとなしくしていますか」だとー! だって、そのあと2時間後には、窓の外のお天気のよさに耐えられず、マンハッタンに繰り出したんだもの!

今日の目的は、これである。週刊のフリーペーパーの特集が、な、な、なんと、肉まん!! ベーグルを買ったら重さと高さと直径を計ってしまう尊敬すべきベーグルマニアのように(私はしなかったのだけどね・・・めんどくさがりなので!)、肉まんの断面図とともにサイズとコメントが。
ううー、肉まん食べたい! 冬はやっぱり、肉まんよね! というわけで、電車の中で目星をつけつつマンハッタンのチャイナタウンへと向かった。

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一軒目のお店は「徳昌食品市場」、お肉やお魚を扱うスーパーマーケットに併設して、ちょっとした食堂がある。ずらりと並ぶ中華惣菜は、どれもこれもおいしそうな上に、値段もマンハッタンにしてはかなりお手頃。あれも食べたい、これも食べたい・・・。
しかしまずは、フリーペーパーに乗っていたローストポークまんを!

ところが。すごい事件が起こった。まんじゅうが2種類あったので、お店の人に「どっちがローストポーク?」って聞いたんだけど、すごい勢いで中国語で返してくる。それはチャイナタウンではごく当たり前のことだから、いいのだ。
仕方がないので、これ以上ないぐらいシンプルな英語で一生懸命あれこれ質問するが一向に無理。最後の手段とフリーペーパーを見せて、「これがこれ?」という顔をする。店員さんうなづく。ほっ・・・。あとは値段だけ確認して、と。
しかし、How much?も通じてない様子・・・。うそでしょ、チャイナタウンでもそんなことは今までなかった! 近くにいたおばちゃんをつかまえて、指差しHow much?を繰り返すと、「私が何でも教えてあげるから!」みたいに身を乗り出してくれていた彼女は、なぜか「ああ・・・」と残念そうにうめいて、肩をすくめて去っていった。
ど、どうして!? ここはもしや、中国なの? 私、中国に来てしまったの?

最後には店員さんが、How much?の分かる店員さんを引っぱってきてくれて、65セントと確認、無事に購入。なんか、いい体験をしたわあ。(と思わせてしまうチャイナタウンって、つくづくすごい。)

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ローストポークまんをがっつく。腹ペコなのだ私!
全体のボリュームもものすごいけど、具がてんこ盛りなのが、本当にうれしい。甘くこってりした味つけも、かなり私好み。お肉の塊も大きく入っているので、食べ応えあり。生地自体もむちっと甘い。これはかなり好きである。しあわせ。

肉まんはあっという間に終わった。それにしてもこんなにいろいろな惣菜があるとは。
ううむ、他のお惣菜ももう少し試したい。

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というわけで、おこわ! これは1.5ドル。
口に入れるごとに、チャーシューの味だったり、腸詰めの味だったり、代わりばんこに来るのがうれしい。そして脇を固めるは干しさくらえびの旨み。ううむ、これまたかなりのヒットである。
スカリオンパンケーキも、かーなーりおいしそうだったのだけど、次回に回すことにした。うむ、ここはきっとまた来るな。
(あ、もちろんおこわも全部は食べないで、家に持って帰りました!)

さて、空腹はとりあえずおさまった。しかし、あと一軒、行ってみたいところがあるのだ。「噂の肉まんや」と称され、数年前までは露天で肉まんを売ってたけど、注文が入りすぎて店を構えたのだという。ううむ、大変気になる!
お店の中にいたし、食べものが身体に入ったので、寒さもほんの少しはやわらいだ。小走りで次の店へ!

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お店は、テイクアウト用のスペースと、イートインのきちんとした食堂になっていて、やさしげなおじちゃんがお持ち帰りカウンターの中に立っていた。おじちゃんはこっそりと新聞を読んでいる。・・・あ、あれは、私の持っているフリーペーパーの、自分の店が乗ってるページだ! こっそりしているところが、妙にかわいらしかった。
豚肉と野菜の入った菜肉飽をひとつ頼む。お持ち帰りにしたのだけど、あまりに外は寒いので、イートインのテーブルで食べさせてもらう。店内の若いおにいさんも、快く見逃してくれてやさしい。
お店の雰囲気そのままに、ふんわりやさしい味。これ、日本の肉まんの味だ! チャイナタウンでこういうシンプルながらもおいしい肉まんって、めずらしいと思う。生地も具も、すごくみずみずしい。
帰り際、さっきのおじさんが話しかけてきた。「なにで見てここを知ったの?」
日本の新聞だよ、というと、ちょっと恥ずかしいながらもうれしげに、「ああ、これね」みたいなふうである。なかなかすてきなおじちゃんだわと、おじちゃんに弱い私の目が光る。

まだまだ行きたいところがたくさん新聞に載っている。もう少し暖かくなったら、もっとたくさん歩いて回れるのになあ! ああ、でも、肉まんは冬がいちばん会うんだよなあ!

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週末のNYは雪である。

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そりゃあもう、ものすごい雪である。
昨日の朝起きた時に既に堂々と舞い落ちてきていた雪は、大雪警報発令済みの、正真正銘の雪らしい。雪が我が物顔で降り積もるこの街で、あれだけいい加減な国民性を持ち合わせた人たちが「警報」を発令するのだから、それは神経質な日本人が「やばいよやばいよ」と発令する注意報などとは、次元が違う。

それでも昨日はがんばって外に出てみたんだけど、はるばる行った図書館は、雪のため閉館。とほほ。
大型本屋さんのBarnes&Nobleは大人気で混雑してたけど、そこも「今日は夜8時で店じまい」とあらかじめ張り紙。買ってない本でも持ち込める店内のカフェは長居の客で超満員、本は読まず小腹が空いているだけの私がブラウニーの皿を持って10分近くもさまようはめに。直前で待てをくらって、「てめえらどきやがれ、早く食わせろちくしょう」と日本語で小さく毒づく私。(しかしこのブラウニー、すごくおいしかった! 今度画像撮りにいかねば。)
地下鉄に乗り込んでくる人は、雪が積もっていておもしろい(なぜなら、こっちの人はほとんど傘をささないから)。考えなしに作られているからか、通気口から座席めがけて雪解け水がぼたぼたとすごい勢いで落ちてくるので、油断ならない。
そしてふきっさらしのバス停で10分以上待ったもののバスは来ず、結局は雪をかきわけて家にたどり着いた。寒さ対策は万全だけど、着込んでいるせいで動きづらいし、雪風を顔に受けつつずぼずぼと雪を踏みしめて歩くのは、大変に疲れるのだ。

しかし、そんな日でも家の中はぽっかぽか!(・・・あー、ほんっとに暖房直ってよかった。)
外にいる間は「こんな日はあったかいホットチョコレートでも飲みたい」と思うんだけど、いざ家に帰ると飲みたくなるのは炭酸! あったかいけどからからに乾いているのだ、この部屋の中。窓の外の雪を見ながらあったかい家の中で寒くなるまで食べるアイスクリームも、また格別!

サンドイッチも、我が家の気候にぴったり。
パンは近所のスーパーのHeroを使用。Heroは英雄のヒーローとおんなじだけど、Hero Sandwichっていったら、アメリカのどでかいサンドイッチのこと。(今日のパンは18センチ。)結構噛み締め系のパン、今日はめずらしくちょっと焼いて食感を軽くしてみました。
あつあつを手で上下に割って、上にはマスタード、下にはマヨネーズ。そしてトマト、きゅうり、ハム、チーズを乗っけてできあがり。全部スーパーのこだわりのない材料なのに、このおいしさ! そしてこだわりのない材料だからこそできる、このボリューム! おいしいおいしいー・・・と、てんこ盛りの具を落とさないことに集中しながら食べていると、18センチはあっという間になくなるのでした。

今は、日曜日の朝10時前。窓の外が雨の日よりも明るいのは、少ない光が積もった雪に反射してるからだろう。やんだかと思っても、よく見るとまだ横なぐりにさらさら雪が降っている。今日は予定もキャンセルして、おうちでおとなしくしていますか。

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ホットケーキを焼く。焼く。焼く。

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昨日はまた雪がさらさらと舞い降りてきて、まったく寒いことこの上ないのですが、我が家の暖房はその後は休むことなく湯気を噴き上げつつ、熱気を振りまいております。

で、ホットケーキ。
暖房がつかない間は、寒いキッチンに立って、かわりばんこで炊き出しをやった。あったかーいビーフシチューだの、スタミナがつくにんにくたっぷりのさいころステーキだの。私は普段から主に粉モノと甘味の鉄人(すみません、たまに「料理の鉄人」を見てるもんで・・・)、つまりホットケーキは私の十八番であるー!! ・・・といっても、ホットケーキミックスに材料を入れて、焼くだけだけどさ。

でも、ホットケーキを焼くのって、楽しい。白いゆるゆるの生地をフライパンに流して、待つ。ぷつぷつ泡が浮かんできて、もう辛抱たまらんーというところで、えいっとひっくり返す。そしてまた待つ。待つことこそが大事なのだ。
スピードが命の炒め物の鉄人にとっては、この「待つ」という作業が大変に難しいらしい。でも私は、待つのが好き。煮る料理も好きだ。ケーキを焼くのも好きだ。待ってる間はずーっと、できあがるモノのことを考えていられるもんねー!

日本の我が家では、ホットプレートでどんどん作って、どんどん重ねていったなあ。今は、フライパンで1枚ずつじっくり。(2個同時を試みたけど、おしり型にくっついちゃったのでした・・・)できあがるのは、おんなじホットケーキ。
ホットケーキはふんわり分厚いのより、牛乳多めのパンケーキちっくなほうが好み。ふわっとしてるけど、しゅわっと溶けるのがポイントなのよねー。

などと、ホットケーキの泡を見ながらぼんやり考える。生地はさも苦しげに、泡から息を吹いている。ではひっくり返してしんぜよう、ひょい!

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ところでこの画像たちは、暖房故障中に撮影したものではありません。
その証拠が、右の画像。アイスが乗ってるでしょー!? これはちょっと、あの時ではできなかったもん。というか、デジカメを取り出すことも、考えつかなかったわ。きっとデジカメ冷たかったもん。

ホットケーキとアイスクリーム。ああ。これは撮影用に控えめに乗っけてありますが、この後はもうひと口ごとにアイスをてんこ盛りに乗っけて、ぱくついていた。これは、卵とバターたっぷりのパン・ブリオッシュにジェラートを挟んで食べる、「ブリオッシュコンジェラート」の亜流よね、そういえば。合わないわけがない。うう、しあわせ。

しかし99セントショップで手に入れたこのチョコレートシロップは、ちょっと失敗。なんというか、チョコの味よりも、シロップ臭のほうが勝ってるのよね・・・。よく言えば、洋酒みたいに思い込めなくもないような。
ちゃんとHERSHEY'Sのチョコシロップとかを買っておけばよかったかなあ。・・・と思ったけど、スーパーに行ってチョコシロップをよくチェックしてみたら、99セントショップと内容は変わらなかった。なんとかコーンスターチ、コーンスターチ、そしてやっとココア・・・コーンスターチばっかじゃん!

ともかく、ホットケーキはおいしい。まるくて、あったかくて、おいしい。たまに無性に食べたくなるけど、そういう時って、食べたいのと同時に、作りたいのと、重ねたいのと、眺めたいのと、上にバターだのアイスだの乗っけてとろけさせたいのと、いろんなものがセットで食べたいまでつながってる。全身全霊をかけて私をくすぐってくれる、すてきなまるなのだ。

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暖房速報!

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14日(金)夜からつかなくなっていたと思われる我が家の暖房ですが、17日(月)の夜9時ごろ、無事に復旧いたしました! わあああーーーーーー!!

でも、ついたのはもちろんうれしいんだけど。思い起こせば、グチがたっぷりなのだ。
17日はマーティン・ルーサー・キングの日で祝日。つまり、せっかくの連休だったのだ。その連休に、示し合わせたように、ばっちり暖房OFFをかぶせてくるなんて、なんて話なの・・・。しかも月曜の朝起きて、窓の外を見たら、降り積もった雪。なんだかすごく弱気になって、私ら全員もうだめかも・・・と思った。

16・17日は大家やら暖房修理やさんやらオイル会社やら、あっちこっちに連絡をしては延々と待つ、という作業に追われて、何がなんだか分からないままに、無為に過ぎていくかんじだった。
いや、正確には、それらの対応をしてるのは、家でいちばん古株の人だ。だから私や他の人はほとんど用なしなんだけど、「じゃあ寒いんで、どっか外に行ってますね」とはならずに、なんとなくみんな、家に集合していた。
というのも、あまりにこっちの人の対応が悪すぎるのだ。こっちは緊急事態だってのに日曜は1日じゅう留守電でコールバックもなし、その後も電話を5分後にかけるって言ってかけないのは当たり前、「すぐ来る」って言ったのになかなか来ないから電話したら逆ギレしたり、暖房が動いたのも確認せずに「疲れたから帰る」とか言うし・・・。我ら日本人部隊には予測もつかない攻撃が、次々と繰り広げられるのだ。こちらも全員で必死に防護しなくては、負けて今夜も暖房なしの悲劇が待っているのだ。
朝にはつく、3時までには、4時15分まで待て、5時にはつくだろう、あと15分でつくから・・・大変苦戦を強いられた厳しい戦いだった。

でもついに、夜9時前に暖房がうなり始めたときは、みんな狂喜乱舞だった。
そして、帰りたがるのを無理やり引き止めておいた暖房やのおじさんに、「ありがとうー!!」と言って笑顔で見送り、しかし満足げな背中を眺めつつ、「こいつらがきちんと仕事してれば、もっと早く暖房が戻っただろうに、なぜにこのおっさんにお礼を言わねばならぬのだ」などとも思ったのでした。

しかしやつらは、嘘をついているわけではないのだ。(少なくとも本人にその意識はないと思われる。)状況が、そしてそれに伴って気分が、刻々と変わるだけなのだ。この国はこうなんだから、もういいのだ。ともかく、暖房がついたから、よかったのだ。

連休最後の夜は、久しぶりにアイスクリームを食べた。甘いものが死ぬほど食べたいと思っても、アイスを食べる気にはなれなかった・・・。(だからホットケーキ食べたけど。)

連日写真なしの更新、なんだかおもしろみがないので、昔あったアイスをご紹介(これもルームメイトが買ったものだけど。)
GODIVAの、Vanilla with Caramel Heartsというフレーバー。ごろごろ入ったハート型のチョコの中には、とろりとキャラメル。それぞれの味は、さすがの高級感あり。自分の好みとしては、チョコが砕けてるorとろけてるほうが好きなんだけど、このハートはかわいらしいよねー。
あー、暖房がないときは、アイスのうんちくなんて語れなかったわ! ほんとによかったあ・・・。