いったい何か、分かります?
答えは、にんじんのすりおろし。
この写真だけだと量が分かりづらいけど、気合を入れてにんじん3本、おろしました。こっちのにんじんは、日本のにんじんよりもひょろっとしている。それでも3本のにんじんをさばくのは結構な労働だったもんだから、がんばった証に記念撮影。
さて、私がこんなに大変な思いをしてまでにんじんをすりおろすということは、これはもうスイーツを作るとしか考えられないわけです。にんじんのケーキといえば、キャロットケーキ。まんまだけど。
日本ではそれほどお見かけしないキャロットケーキだけど、こちらではポピュラー。最初に食べたとき()前は、「にんじんがケーキに入ってるだなんてー」とドキドキしたけど、生の時のにんじんの味は、まったく感じられない。かわりにお口に広がるは、しっかり効いたスパイスの味。そして上には真っ白な、アイシングかクリームチーズのアクセント。これはもう、ひと口で私の心を捉えたのだ。
というわけで、今日はコーンマフィンミックスを使って、シナモンをたんまり入れて作ってみた。本当は、シナモンだけじゃなくてオールスパイスがあればもっと複雑な味になる。本当は、レーズンも混ぜたらもっと本格的っぽくなる。だけどとりあえず、ありあわせで。
んー、おいしい! にんじんが粉と同量ぐらい入ってるから、しっとりと重くて、レーズンや複雑なスパイスがない代わりにコーンミールのじゃりじゃり感がアクセントに。思い切ってたっぷり塗ったクリームチーズも、しっかりバランスをとっている。(というか、最近ずいぶん思い切りがよくなってきた気がする・・・アメリカナイズ?)
朝っぱらから激しくにんじんをすり倒して、健康的なケーキをどーんと食べて、コーヒーをすすって、のんびり満ち足りた週末の始まりを楽しみつつフードチャンネルを見ていたら、テレビの中ではバナナナッツマフィンを作っていた。あーん、バナナナッツもうまいよねえ! 食べたーい! ・・・スイーツに向かう勢いは、食べても食べても衰えることはないのであった。
- ↑↓ 関連記事?? 実のところ、ランダムセレクションの非関連過去記事ですが・・・
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